オンライン診療の所要時間は?診察の目安と受診の流れを解説
オンライン診療を利用するとき、「診察には何分くらいかかる?」「予約から終了までどの程度の時間を確保すればよい?」と気になる方もいるでしょう。
オンライン診療の所要時間には、すべての医療機関に共通する決まった時間があるわけではありません。診察内容や確認事項、医療機関の運用方法などによって異なります。
ここでは、厚生労働省が公開している情報をもとに、オンライン診療の所要時間の考え方や、予約から診察終了までの一般的な流れを紹介します。
オンライン診療の診察時間はどのくらい?
厚生労働省の「遠隔医療モデル参考書」では、医療機関がオンライン診療の実施時間を検討する際の記述として、オンライン診療の実施時間は「おおむね1回5~10分程度」とされています。
ただし、これはすべてのオンライン診療が5~10分で終了することを示す基準や保証ではありません。
診察時間は、初めて相談する内容なのか、これまでの診療情報があるのか、医師が確認する事項がどの程度あるのかなどによって変わります。そのため、「オンライン診療なら○分で終わる」と一律に考えず、受診する医療機関の予約案内を確認することが大切です。
所要時間には診察以外の時間も含めて考える
オンライン診療を利用するときは、医師と話している時間だけでなく、接続準備や本人確認などにかかる時間も考えておきましょう。
受診前の準備
医療機関によっては、予約前後にアカウント登録、事前問診、本人確認などの手続きがあります。
初めて利用するオンライン診療システムでは、アプリのインストールやカメラ・マイクの設定が必要になる場合もあります。これらを受診直前に始めると予約時間までに準備が終わらない可能性があるため、事前に済ませておくとスムーズです。
予約時間から診察開始まで
オンライン診療は予約制で行われることがありますが、予約時刻と診察開始時刻が常に一致するとは限りません。
厚生労働省の基本方針でも、患者が予約時刻までに通信機器への接続を完了できない場合には診療開始が遅れ、次の予約にも影響する可能性があることが示されています。
一方で、前の診察の状況などによって医療機関側の開始時刻がずれる場合も考えられます。予約時間の前後には、ある程度余裕を持って予定を組んでおくとよいでしょう。
診察後の手続き
診察が終了した後に、支払いなどの手続きが必要になる場合があります。
クレジットカードなどによるオンライン決済、後日の振り込み、窓口での支払いなど、対応方法は医療機関によって異なります。診察後に必要な手続きも含め、予約時の案内を確認してください。
オンライン診療の一般的な流れ
厚生労働省は、オンライン診療をスマートフォンやタブレット、パソコンなどを利用して、自宅等から医師の診察を受けられる診療と案内しています。
一般的には、オンライン診療に対応する医療機関を確認し、予約を行ったうえで、指定された方法で診察を受けます。
予約と事前手続きを行う
医療機関の案内に従って予約し、必要に応じて問診票への回答や本人確認などを行います。
予約完了後に接続用URLが届いたり、専用アプリへのログインが必要になったりする場合があります。
予約時間前に接続準備をする
予約日時が近づいたら、スマートフォンやパソコンなどを準備し、インターネット接続、カメラ、マイクが利用できるか確認します。
本人確認書類などを求められている場合は、手元に用意しておきましょう。
医師の診察を受ける
接続後は、映像と音声を使って医師とやり取りします。相談したい内容や現在の状況について、事前に簡単に整理しておくと伝えやすくなります。
なお、オンライン診療はすべての場合に利用できるわけではありません。厚生労働省は、医師がオンラインでの診療が適切でないと判断した場合には、オンライン診療を中止し、対面診療へ切り替える場合があると案内しています。
時間に余裕を持って予定を組むことが大切
オンライン診療では医療機関まで移動する必要はありませんが、「予約時間から数分だけ空けておけばよい」とは限りません。
通信状況による接続の遅れ、本人確認、診察前後の手続きなどに時間がかかる可能性があります。また、診察内容によって医師とのやり取りに必要な時間も変わります。
仕事の休憩時間など限られた時間で利用する場合は、医療機関が案内している診察時間や受付方法を事前に確認し、前後に余裕を持たせておくとよいでしょう。
まとめ|オンライン診療の所要時間は医療機関や診察内容で異なる
オンライン診療の所要時間に、すべての医療機関で共通する決まった時間はありません。厚生労働省の参考資料では実施時間の一例として1回おおむね5~10分程度との記述がありますが、実際の診察時間は受診内容や医療機関の運用などによって異なります。
また、オンライン診療では診察そのものだけでなく、事前問診、接続準備、本人確認、待ち時間、診察後の手続きなども考慮する必要があります。
利用する際は予約時の案内を確認し、診察の前後も含めて時間に余裕を持った予定を組んでおきましょう。





















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