オンライン診療の問診での伝え方は?準備と会話のコツを解説
オンライン診療の問診では、医師に何をどのように伝えればよいのか迷う方もいるでしょう。画面越しの診察では、体調や気になっていることを言葉で説明するため、事前に情報を整理しておくことが大切です。また、問診票への記入と診察中の会話には、それぞれ役割があります。この記事では、オンライン診療における問診の基本的な仕組みや、医師への伝え方、受診前に準備したい情報について説明します。
オンライン診療の問診と伝え方の基本
オンライン診療の問診では、患者が伝える情報が診察を進めるうえで重要な役割を持ちます。まずは問診の目的と一般的な流れを確認しましょう。
問診とは何を確認するもの?
問診とは、医師などの医療従事者が患者に質問し、現在の体調やこれまでの病歴、生活状況などを確認することです。
オンライン診療でも、患者が伝えた情報や医師が画面越しに確認できる情報などをもとに診察が進められます。
厚生労働省は、オンライン診療では直接身体に触れる診察ができず、医師が得られる情報が限られると説明しています。そのため、問診には正確に答えることが大切です。
事前問診と診察中の問診
医療機関によっては、診察前にウェブ上の問診票を入力する場合があります。
事前問診では、相談したい内容や過去の受診歴など、指定された項目について回答します。
診察中には、医師から追加の質問を受けることもあります。問診票に記入した内容と当日の状況が異なる場合は、その違いを伝えましょう。
オンライン診療の問診で伝える内容
医師へ説明する際は、現在気になっていることと、これまでの経過を分けて整理すると伝えやすくなります。
いつから気になっているのか
体調について説明する際は、気になり始めた時期を整理しておきましょう。
例えば、「3日前から気になることがあります」「先週から普段と違う状態が続いています」など、わかる範囲で時期を伝える方法があります。
正確な日付がわからない場合は、無理に特定する必要はありません。覚えている範囲で説明し、不明な点はそのまま伝えましょう。
現在の状態と変化の様子
現在どのようなことが気になっているのか、以前と比べてどのような変化があったのかを整理します。
時間帯による違いや、日常生活で困っていることがあれば、その内容も伝えられます。
ただし、症状だけから病名や原因を自己判断する必要はありません。実際に感じていることと、自分が推測していることを区別して説明しましょう。
これまでの受診歴や服薬状況
問診では、過去の病気や受診歴、現在使用している薬、アレルギーに関する情報などを尋ねられる場合があります。
現在使用している薬がある場合は、お薬手帳などを手元に用意しておくと、名称や記録を確認できます。
医師から質問された内容には、わかる範囲で正確に回答しましょう。
オンライン診療で医師にわかりやすく伝えるコツ
専門用語を使う必要はありません。自分の言葉で、事実を順序立てて説明することが基本です。
最初に相談したいことを伝える
診察が始まったら、まず今回相談したいことを簡潔に伝えましょう。
例えば、「今日は最近気になっている体調について相談したいです」と説明する方法があります。
相談したい内容が複数ある場合は、あらかじめメモに整理しておくと、伝え忘れを防ぎやすくなります。
曖昧な部分は曖昧なまま伝える
問診では、すべての質問に正確な日時や数値で回答できるとは限りません。
記憶がはっきりしないときは、「正確には覚えていません」「おそらく先週ごろです」などと説明しましょう。
推測した内容を事実として伝えるのではなく、確認できていることと不明なことを区別することが大切です。
質問事項をメモしておく
診察中に聞きたいことを忘れないよう、事前に質問をメモしておく方法があります。
「今後の受診について確認したいこと」「医師からの説明で詳しく聞きたいこと」など、項目ごとに整理しておくとよいでしょう。
オンライン診療の問診前に準備したいもの
受診前には、問診に必要な情報だけでなく、通信環境も確認しておきましょう。
問診票と必要な書類
医療機関から事前問診票の入力を案内された場合は、指定された方法で回答します。
受診歴に関する資料やお薬手帳、本人確認書類など、必要なものは医療機関によって異なります。
また、問診票を提出したあとに新たに伝えたいことが生じた場合は、診察時に医師へ説明しましょう。
映像と音声を確認できる環境
オンライン診療は、医師と患者がリアルタイムに映像・音声でやり取りする診療方法です。メールやチャットだけで診療を完結することはできません。
受診前にカメラやマイクの動作を確認し、周囲に会話が聞こえにくい場所を用意しましょう。
事前の問診票は、診察時に必要な情報を伝えるためのものであり、それだけで診察が終了するわけではありません。
問診中にうまく説明できない場合の対応
オンライン診療では、通信状況や会話の進み方によって、思うように説明できないこともあります。
聞き取れなかったら確認する
医師の質問が聞き取れなかった場合は、無理に回答せず、もう一度説明してもらいましょう。
「もう一度お願いします」「質問の意味を確認してもよいですか」と伝える方法があります。
また、医師からの説明にわからない言葉があれば、その場で質問することもできます。
通信が途切れた場合は伝え直す
診察中に映像や音声が途切れた場合は、会話の一部が相手に伝わっていない可能性があります。
接続が回復したら、どこまで会話できていたか確認しましょう。再接続できない場合は、医療機関から案内されている連絡方法に従ってください。
まとめ|オンライン診療の問診は事前整理と正確な説明が大切
オンライン診療の問診では、現在気になっていること、変化が始まった時期、これまでの受診歴などを整理して伝えることが基本です。
専門用語を使う必要はなく、自分が把握している事実をわかる範囲で説明することが大切です。わからないことは推測で埋めず、医師へそのまま伝えましょう。
また、問診票の事前入力、質問事項のメモ、通信環境の確認なども準備に含まれます。
オンライン診療の基本的な仕組みや受診時の注意点については、厚生労働省「オンライン診療について 国民・患者の皆様へ」および「オンライン診療について」で確認できます。





















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