オンライン診療のデータ通信量はどのくらい?目安と確認方法を解説
オンライン診療をスマートフォンで受ける際、データ通信量がどのくらい必要なのか気になる方もいるでしょう。特に、毎月の通信容量に上限があるプランを利用している場合は、診察中にどれほどデータを消費するのか把握しておきたいところです。
オンライン診療では主にビデオ通話を使用するため、診察時間や通信環境などによってデータ通信量が変わります。この記事では、通信量の考え方やスマートフォンでの確認方法、受診前に準備しておきたいことを解説します。
オンライン診療のデータ通信量はどのくらい必要?
オンライン診療で使用するデータ通信量は、利用するシステムや診察時間などによって異なります。すべてのオンライン診療に共通する通信量が決まっているわけではありません。
ビデオ通話では映像と音声のデータを送受信する
オンライン診療は、スマートフォンやパソコンなどを利用して、医師と患者がリアルタイムでやり取りする診療方法です。
厚生労働省では、オンライン診療について、メールやチャットだけで診療することはできないと案内しています。基本的には映像と音声を使った通信が必要です。
ビデオ通話では、自分の映像や音声を相手へ送信すると同時に、相手からの映像や音声も受信します。そのため、通信中は継続的にデータを使用します。
診察時間や使用するシステムで通信量が変わる
オンライン診療のデータ通信量には、主に次のような要素が関係します。
- ビデオ通話を利用する時間
- 映像の画質や通信方式
- 使用するオンライン診療システム
- 通信環境に応じた画質などの自動調整
- 接続のやり直しや通話時間の延長
一般的に、同じ条件でビデオ通話を続ける場合、利用時間が長くなるほど通信量も増えます。ただし、映像の設定や通信方式によって消費量が異なるため、診察時間だけから正確な数値を算出することはできません。
利用予定のサービスが通信量の目安を公表している場合は、その案内を確認してください。
オンライン診療はWi-Fiとモバイル通信のどちらでも利用できる?
オンライン診療では、インターネットに接続できる通信環境が必要です。Wi-Fiとモバイル通信では、データ通信量の計算や契約上の扱いが異なります。
Wi-Fiを利用する場合
自宅などのWi-Fiを利用する場合、通常はスマートフォンの契約に含まれるモバイルデータ通信量を消費せずに接続できます。
ただし、Wi-Fiにもさまざまな種類があります。モバイルルーターやスマートフォンのテザリングを利用している場合は、その回線のデータ通信容量が消費されます。
また、Wi-Fiであっても通信状況が不安定になることがあります。予約時間の前に接続状態を確認し、映像や音声を利用できる環境を準備しておきましょう。
4G・5Gなどのモバイル通信を利用する場合
Wi-Fiに接続せず、4Gや5Gなどのモバイル回線でオンライン診療を受ける場合は、契約している回線のデータ通信量が使用されます。
通信容量の上限や追加料金の仕組みは、携帯電話会社や料金プランによって異なります。
通信容量を超えると通信速度が制限される契約もあるため、事前に残りのデータ容量と契約条件を確認することが大切です。
スマートフォンでデータ通信量を確認する方法
オンライン診療で使用した通信量を調べたい場合は、スマートフォンの設定画面などから確認できます。
iPhoneで確認する方法
iPhoneでは、一般的に次の手順でモバイルデータ通信量を確認できます。
- 「設定」を開きます。
- 「モバイル通信」を選択します。
- アプリごとの通信量を確認します。
表示される通信量は、端末で集計された期間の使用量です。診察1回分だけの数値とは限りません。また、契約上の正確な通信量については、利用している携帯電話会社の案内も確認してください。
Androidで確認する方法
Androidでは、機種によって操作方法が異なります。Google Pixelの場合は、「設定」から「ネットワークとインターネット」「インターネット」へ進み、通信会社の設定画面からデータ使用量を確認できます。
アプリごとの通信量や集計期間を確認できる機種もあります。項目が見つからない場合は、端末メーカーの公式サポートを参照してください。
オンライン診療の通信量を管理するための準備
通信量が気になる場合は、予約前から使用環境を確認しておくと、データ容量を把握しやすくなります。
受診前に通信環境を確認する
予約した医療機関が指定する通信環境や対応端末を確認しましょう。必要なアプリがある場合は、医療機関から案内された方法で準備します。
また、Wi-Fiの接続状況やスマートフォンの充電状態、カメラとマイクの動作を事前に確かめておくことも大切です。
通信容量を管理する際は、診察以外で使用するアプリの自動更新や動画再生などにも目を向けると、スマートフォン全体の通信量を把握しやすくなります。
通信が途中で切れた場合の連絡方法を確認する
ビデオ通話中に接続が切れたり、映像や音声が途切れたりする場合もあります。
接続できなくなった際の連絡先や再接続の手順は、利用する医療機関によって異なります。予約時の案内や利用規約などを確認しておきましょう。
通信状況が改善しない場合は、医療機関へ連絡し、その後の対応について確認してください。
オンライン診療のデータ通信量に関するよくある疑問
毎月1GBの通信容量でも利用できますか?
1GBの通信容量でオンライン診療を何回利用できるかは、利用するシステムや通話時間、ほかの通信の使用状況によって変わります。
そのため、通信容量が1GBあれば利用できると一律に判断することはできません。サービス提供元の案内と、契約している通信プランの残容量を確認してください。
通信量と診察料金は別に考える必要がありますか?
データ通信量は、インターネットで送受信したデータの量を指します。一方、診察料金は医療機関での診療に関する費用です。
両者は異なるものであり、モバイル通信の利用に伴う料金は通信契約の条件に従います。オンライン診療に関する費用は、利用予定の医療機関へ確認してください。
まとめ
オンライン診療のデータ通信量は、ビデオ通話の時間や利用するシステム、通信方式などによって異なります。すべてのサービスに共通する通信量の数値はありません。
モバイル回線を利用する場合は、事前に残りの通信容量を確認しておきましょう。Wi-Fiを使用する場合も、接続先の回線契約や通信状況を確かめることが大切です。
受診前に必要な通信環境を整え、接続トラブルが起きた場合の連絡方法も確認しておくと、オンライン診療の利用準備を進めやすくなります。




















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